オブジェクト指向設計実践ガイドを読んだ感想(第7章〜第9章)
チェリー本やROR実践ガイドで学習したモジュールを使って複数クラスにまたがるメソッドを共通化するのも設計する上でかなり大事なことなんだなと再三にわたって思い知った。でも便利だからってモジュールを乱立してしまうと深く広いクラス構造になってしまうので、依存関係が多くなってしまい、変更しづらい構造になってしまうなと思った。ここらへんは開発のコードを見てどのような構成になっているかを学んでいきたい。
8章のコンポジションは読んでてあまり理解できなかったけど、モジュール等で切り出した小さなパーツを組み合わせることにより、新しい組み合わせができて再利用しやすくテストがしやすくなるし、親クラスの内容が変更となったとしても影響を受けないのはなんとなくわかった。コンポジションができるようになるために経験を積んでできるようにしていきたい。
テスト設計も実装した機能に対して全部の部分のテストコードを書くかと思ったけど、プライベートメソッドの部分は安定性がなく、依存が起きやすい部分なのでテストを行わなかったり、仕様書の役割を果たせたりするようにすることは意識して、またテストコードを書く際に改めて読んでみようと思う。
オブジェクト指向設計実践ガイド ~Rubyでわかる 進化しつづける柔軟なアプリケーションの育て方
- 作者: Sandi Metz,?山泰基
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2016/09/02
- メディア: 大型本
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